2008.11.1 メロメロガルーラSA

55ガルーラ捨て身タックルメロメロ鈍い吼える食べ残し 50カイリキークロスチョップ目覚めるパワー岩雪崩眠る奇跡の実 50サンダー雷目覚めるパワー吹き飛ばし眠る薄荷の実 50パルシェン波乗り撒き菱鈍い大爆発黄金の実 50ハガネール地震毒毒吼える大爆発水玉リボン 50カビゴン大文字地震鈍い自爆毒消しの実

  • 完成度★

ガルーラの弱点であるタイマンでの鈍い合戦を克服するために、メロメロを持たせたもの。
通常ガルーラは道連れ戦術に弱いが、このパーティは逆にこちらから道連れを狙っていくこともしばしばある。
またカビゴンと違い、パーティ見た時点では技が割れないのも利点である。
ただし、毒エアームドブラッキーのはびこる今では決定力として遅すぎる上、回復なしが致命的。

2008.01.16 大文字カビブラBA

51カビゴン捨て身タックル大文字鈍い眠る食べ残し
52ヘラクロスメガホ−ン地震目覚めるパワー飛行起死回生ピントレンズ
52サンダー吹き飛ばし目覚めるパワー水眠る薄荷の実
52パルシェン波乗り撒き菱鈍い大爆発水玉リボン
52ナッシーサイコキネシス眠り粉宿木の種光合成奇跡の実
52ブラッキー黒い眼差しバトンタッチ甘える月の光不思議な木の実

  • 完成度★★★

カビブラ流行にあやかり構築したもの。
カビブラ流行当時の環境ではかなり強かったと思われる。
毒守るエアームドの登場で若干辛くなり、歌う地球投げハピナスの流行次第では壊滅する。

状態異常受け。レベルを上げることができなかったため、非常に脆い。
特殊はカビゴンだけに任せきりにせず、負担を分散させること。

カビブラを使うなら、電気技よりも炎技が良いと考える。理由は吼えるキャラに強いからである。
カビブラ何かで選出する際に、何かが吼えるキャラに弱いキャラでないと、吼えるキャラに攻撃を当てられず、ブラキがまったく機能しないという事態に陥る。
3枚目を吼えるキャラに弱いキャラを選出する関係上、カビゴンが吼えるキャラに強くないと吼えるキャラを引かせられず、吼えるキャラに抜けれる危険性がある。
電気技の場合、ハガネールに対して、そのような事態が起こりうる。
火技の場合、サイドンでそのような事態が起こることが考えられるが、吼えるが入る場合、地震雪崩鈍い電磁砲のうちの何れかが抜ける。

電気技カビゴンは単体としてみたら強いかもしれないが、パーティ全体で見たら穴が大きくなりやすいと考えている。
具体的には、ヘラクロスサンダーが入らないことが理由だ。
バンギラスで、ヘラクロスの代用としてカイリキーを組み込む手段もあるが、バンギラス側にヘラクロスが居ると決定力として機能しない。
ただでさえカビブラはヘラクロスが重いため、本末転倒である。
また、サンダーを無理やり入れても似たような結果に陥る。つまりカビブラサンダーと纏めてハガネールに黙る。
撒き菱サンダーに対してカビゴンサンダーで圧力をかけたいが、ハガネールが居るだけで両方動けないということが起こる。

    • サンダー

撒き菱サンダーや電磁砲サイドン、カビブラなどを想定した、パーティの胆である。

パーティ全体としてナッシーに強めなこともあり、目覚めるパワーは水を選択した。撒き菱サンダーなどで、ハガネールで受けられてしまいサンダーに攻撃があたらないという事態を避け、またサイドンに対して目覚めるパワー氷よりも有効な打点となるのが理由である。

対55カビゴン以外に対してはほとんど見せキャラ的な存在
である。(元々カビブラは対55カビゴンのための戦法だと思っている)
そのため対カビゴンを重視し、不思議な木の実を道具として選択した。

  • 現在の見地

……。(昏く眼を輝かせながら)
カビブラの欠点として、対バンギラスへの充分な対策レベルが確保されておらず、またサンダーが露骨な弱点として残存している点が筆者の不満点であった。
また、主流であった電気技はナッシーへの打点として不十分なこと、ハガネールへの脆弱性を理由に炎技での構築へ至ることとなる。

上記のような特徴を踏まえ、筆者は対カビゴンブラッキーで担い、残りのリソースをバンギラス、サンダーへの対策に割くことにした。
ブラッキーの補足として、アンコール対策のため敢えて黒い眼差しのPPを増加させずPP切れさせてバトンタッチするというものがあったが、このパーティでは対カビゴンでの月の光のPPを重視し、不思議な木の実としている。

カビブラのコンセプト自体については、甘えるロックバトンを成功させたところでカビゴンミラーに勝つことは出来ず、コンセプト自体が成り立っていなかったと考えているが、当時の環境においては仕方がないことだと思っている。(この変遷については太鼓ガラHAを参照のこと)

Lv.50のポケモンの対55カビゴン性能

最近の主な構築は、Lv.55に決定力を依存しがちであり、Lv.50は専ら爆破やサポートに専念している場合が多い。
そこから考えると、Lv.50のポケモンから如何に決定力を出せるかが重要な課題のひとつになって来ると思われるが、
ここでひとつの大きな壁となるのが、Lv.55カビゴンである。
55カビゴンに対し何らかの形で対抗出来るLv.50のポケモンというのは、決して多くない。

ここで、現状分かっている、55カビゴンに対抗出来るLv.50のポケモンを、分野別に少しまとめてみようと思う。

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旧日記記事 55鈍いバンギラスSA

55 バンギラス いわなだれ じしん のろい ねむる ピントレンズ
50 サンダー かみなり めざめるパワー ふきとばし ねむる はっかのみ
50 カビゴン だいもんじ じしん のろい じばく きせきのみ
50 ハピナス すてみタックル カウンター のろい タマゴうみ ふしぎなきのみ
50 ナッシー サイコキネシス ねむりこな やどりぎのたね こうごうせい まひなおしのみ
50 スイクン なみのり どくどく ねごと ねむる たべのこし




完成度★★
実は基本はカビハピナッシー。
カビで1枚持っていって、ナッシーが動けるならナッシー。ナッシーがまったく動けないならハピでの鈍いカウンターでメジャーなパーティ大体抜ける仕組み。

バンギラス
考えれば考えるほど、サイドンの方が優れていると思えるメタゲーの代名詞。
実は真のAはハピナスである。
一応バンギラスのお陰でゴースト、ナッシー、ブラッキーエアームドが来にくく、ハピナスが使いやすくなるという利点はある。

ハピナス
特殊からカビゴンまで食える何かが間違っているピンクの化け物。対55カビゴンへのメイン。
ゲンガーが出てくるパターンは地震カビとナッシーで食える。

現在の評価

当時バンギラスは55カビゴンと55サンダーの両方に大きく不利を付けられており、両方に勝てるパーティを模索した。
バンギラスの型が芋臭いのは当時の環境の思考から抜け出せなかったため仕方ないと思えるが、
結局ハピナスによるタイマンがほぼ成立せず20戦程度して勝率は5%程度と筆者の構築で過去最低を記録した。
当時はなぜこうも工夫を凝らしたパーティが弱いのか理解できなかったが、現在の視点で考えればなんのことはない、
ギミックが成功する確率を加味していなかったというなんとも間の抜けた話である。
ハピナスの1枚残しでしか勝ち筋がない上に、状態異常をもらえないため、2枚で戦う羽目になるのである。
ギミックに固執し、本来の目的を見失ったパーティがどうなるのかを勉強させてくれた、苦々しい思い出のパーティである。

外的要因から見る時代考証

ジム城PBSによる金銀は10年以上続いているゲームなので、今と昔では全く環境が違う。
それは対戦考察やメタ的なことに関しても言えるが、それとは全く無関係な、外的要因も大きく関与している。
対戦の歴史が長いと、昔のことについて考察することはよくあるが、その際に忘れられがちなのが、この外的要因である。
これを踏まえた上で考察をしないと、間違った解釈で歴史を噛み砕いてしまう危険性があり、非常に重要なポイントのひとつだと筆者は考えている。

今回はそんな、直接的な対戦考察の話とは別な、外的要因が引き起こす今と昔の違いについて考察してみる。*1

*1:今まで金銀界でもあまりこのような考察は、記事としては無かったのではないだろうか?

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55怪しい光ゲンガー

爆裂パンチを標準装備した55フルアタゲンガーを何度も使っていて、ふと気付いた。
「爆裂パンチの枠を、怪しい光にしたらどうか」。
実戦経験で分かって来た感覚だが、爆裂パンチそのもので与えるダメージよりも、
確実に、かつ多い回数混乱をかけられる方が有益な場面が多いような気がして来た。
単純計算で、爆裂パンチのPPで相手を混乱させられる回数の期待値は4回だが、怪しい光はこれが4倍の16回となる。
これは例えば、「55寝言カビゴン+50素眠りブラッキー」のような組み合わせを、PPを枯らさず2タテ出来る確率に強く影響して来るのではないかと踏んでいる(まだ実証は出来ていないが)。
また、不利な相手に怪しい光を当て逃げする場合も当然、爆裂パンチより確実に後続の負担を減らすことが出来る。
奇跡の実を100%剥がすことが出来るという点も見逃せない。

もうひとつメタ的な話をすると、フーディンや中レベル以下のライコウが減っている現在ではシャドーボールの重要性が落ちている。
怪しい光は、PPは少ないがシャドーボールに変わって寝ているカビゴンに無駄打ち出来る技でもあるため、対カビゴンに関してはある程度代用が利く。
ここで、技スペースに余裕が出来たので他の技を持たせることが出来るようになる。
現在最も有用と考えているのは、サイコキネシスである。
ポニョやポンタ等でも使われているので説明は不要かと思うが、対ヘラクロス、カイリキー、フシギバナあたりで絶大な力を発揮する。
55ヘラクロスに対しては中乱数2発なので、55地震ヘラクロスという、ゲンガーにとって最悪な型だった場合でも、
完全タイマンでは初手怪しい光→10万ボルト×2の手順で、単純計算で約75%の勝率を確保出来る。
また、ミラーマッチに関してもちょうどシャドーボールの代わりとなることが出来る。
対寝言カビゴンに関しては、一度特防ダウンを引けば2回混乱+10万ボルトでほぼ突破出来る。

55ゲンガー 10万ボルト/冷凍パンチ/サイコキネシス/怪しい光@何か

カビゴンを更に重視するなら悪夢などや、対ハガネールバンギラス等を見たい場合は目覚めるパワー水など他の技でも良いかも知れない。
道具は奇跡の実か食べ残しが渡れば文句無しだが、低コストなアイテムでも充分だと思われる。

パーティ単位での組み合わせとしては、
ポニョや以前公開したセキチクジムに準じて、50カビゴン+50ナッシーとの組み合わせを基本形として組み始めるのが良いと考えている。
シャドーボール爆裂パンチ型の場合、55寝言カビゴン+50追い打ちブラッキー+50ムウマ(ゲンガー)という組み合わせに対してこの3枚を選出した場合、
ゲンガーがカビゴンブラッキーを2タテする見込みがかなり怪しいため有利とは言い難かったが、
この怪しい光型ならその点はかなり解消されると考えている。

荒れろ大会! -爆裂パンチカビゴン-

表題がいつの大会のことを指すのか筆者には皆目見当もつかないが、とまあそのような感じである。

さて毎度のこと、爆破速攻TAが大会で優勝していたのでは面白くない。
かと言って、ポニョのような他ユーザーが雛形を作ったパーティで出場するのも性に合わない。
サンダーは大会に出場するにはあまりにも不向きである。

環境中、寝言カビゴンの強さは周知であるが、筆者が『将来的に寝言カビゴンの強さは破綻するのではないか』という懸念を抱いていたことはこのブログ中で述べていたと思う。
しかしながら、地震カビゴンではミラーマッチの相性関係にとほうも無く苦労する。
そしてカビゴンPTに共通する壁として所謂ポニョ(ポリゴン2をAとした爆破速攻)が存在する。
以上のような問題点から、爆裂パンチカビゴンで出場を検討していた。
│55│カビゴン│捨て身タックル│爆裂パンチ│鈍い│眠る│食べ残し│
爆裂パンチカビゴンは、寝言カビゴンほど決定力の補助が必要なく、地震カビゴンと比較してミラーマッチで優位性を持つ。もちろんポリゴン2にも強い。
構築の段階で寝言カビゴンと見分けがつきにくい点も、大会PTとして優秀である。

寝言カビゴン地震カビゴンの中間のような性質を持っているが、弱点も中間のような性質だ。
まず、ゴーストへの決定力が皆無であることから改善を目指した。追い打ちの導入である。
│50│ヘルガー│大文字│追い打ち│泥棒│眠る│薄荷の実│
追い打ちはほぼブラッキーヘルガーからの選択となるが、ヘルガー選択した。
地震カビゴンによくある弱点として、状態異常耐性の低さからポニョのようなPTによくいる眠り粉大爆発ナッシーに自由に動かれてしまう点がある。
これは爆裂パンチカビゴンにも同様であり、この欠点を改善するため炎技を持てるヘルガーにした。
また鋼に対しても(カビゴンでいつかは突破できるとはいえ)速い決定力が欲しかった。
ポニョのような取り巻きの爆破でカビゴンを止めながらタイマンを目指すといったパーティなら、こちらから相手の作戦に乗るのも手である。

草のような消費する木の実を持つキャラが全力で逃げていくため泥棒を選択したが、眠るの必要性などを含め、技、道具には検討の余地があるかもしれない。
また55ゲンガーに不安を残すため、残りの枠で改善することにする。

ハガネール地震│毒毒│吼える│大爆発│破壊の遺伝子│
55ゲンガーに対する一定の壁として、ハガネールを採用することにした。
ゲンガーに限らずマルマインを起点にする爆破速攻、バトンタッチサンダースやブラッキーなど、
強力なコンボの殆どに高い対策レベルを持つハガネールはやはり優秀である。

│50│ナッシー│サイコキネシス│宿木のタネ│眠り粉│大爆発│黄金の実│
ゴーストに対して決定力を持たない以上、55ゲンガーへの対抗手段はできる限り用意しておきたい。
そのため、草枠としてフシギバナと違い、黄金の実を持たせることでゲンガーに突っ張ることができるナッシーを選択した。
ミラーマッチや対サンダーにおいてもフシギバナを起点にできることは重要である。

ハガネール、ナッシーとゲンガーの対策を用意したが、本音を言えばもっと高い対策レベルを確保しておきたい。
また、フシギバナでなくナッシーを選択するデメッリトとしてドーブル、カイリキーへの対策が甘くなる点が挙げられる。
│50│スターミー│波乗り│リフレクター│電磁波│自己再生│奇跡の実│
ファイヤー、バクフーンバンギラス、ガラガラ、爆破速攻など止めにくい速攻寄りのPTを尽く止めるスターミーは外せない。
寝言カビゴンと判別しにくいこのPTにおいて、対バンギラスを厚くできることは型読みの誤認を狙えるためメリットである。
またカビゴンAではドーブルに先手を取れる数少ないキャラということも貴重である。

さて、最後の枠でヘラクロスの対策をしたいと思う。
│サンダー│10万ボルト│目覚めるパワー氷│電磁波│リフレクター│光の粉│
木の実が足りなくなるのはカビゴンパーティではご愛嬌。
この枠はエアームドでも良い。

面倒くさくなってきたので公開。
まだまだ煮詰めるべき個所が残っている。
特にサンダーハガネールについてエアームドガラガラのような形も十分考えられる。
終わり。