クソカビ

カビゴン 圧し掛かり/爆裂パンチ/寝言/眠る@光の粉

低レベルのカビゴンはこの型のカビゴンか、自爆カビゴンしかありえないとまで思っているクソゲーカビゴン、通称クソカビ。
状態異常に非常に強く、特殊受けの性能も高いほか、高レベルカビゴンを呼びづらいのがその強みである。

当初は持ち物を先制の爪にしていたが、怪しい光身代わりスターミーを受けるときにデメリットのほうが前に出ているように感じたため、光の粉にした。
光の粉の利点は高レベルサンダーを受ける際に雷の威力を6割弱にまで減らすことができる点。薄荷の実や奇跡の実でもいいと思う。
なお、先制の爪も身代わりを使う相手に詰むという状況を減らすことができるため、特にカビゴンにレベルを振れる場合に有効か。
同レベルのカビゴンに先制しやすい点も見逃せないポイントである。
怪しい光身代わりスターミーを対策したい場合、食べ残しを持たせるとよい。
この場合はサンダーを受ける性能は極端に落ちるので注意。

爆裂パンチを使う理由は、混乱によって決定力耐久力を補うためと相手のポケモンの交換に圧力を加えるため。
圧し掛かりも麻痺について同様。この組み合わせで寝言を使うことにより約27%で何らかの状態異常(状態変化)が入り、約33%で回復できる。
55カビゴンも爆裂パンチで3発なので圧し掛かりで削っておけば、爆裂パンチヒット→混乱自滅→爆裂パンチヒットで倒すことができる。
50カビゴンで55カビゴンを自爆を使わず倒す可能性があるのは大きなメリットだ。
ただし自爆を使う場合と違い瞬発力がないので、後ろにフォレトスエアームドなど高レベルカビゴンを何度も流すことができるキャラがいることが望ましい。
55サンダーは圧し掛かりで4発なので混乱や急所を絡めることによって倒すことができる。

エアームドの前にふてぶてしく居座れるのも魅力。
大きなダメージは与えられないが、毒守るでも状態異常が入り泥棒でも持ち物を奪われてもまったく痛くない。
これはニドクインに関しても同様のことが言える。

雨スターミー受けとしても優秀である。
55スターミーに対し、50カビゴンで雨状態のハイドロポンプで8.9%の確率でしか2発で倒れない。
神秘の雫を持っていると43.53%まで上昇するが、大雨を降らせるという手順を踏まないといけない点、寝言で眠るが出たり、状態異常が入る可能性を鑑みると充分信頼にたる数字かと思う。
しかし怪しい光身代わりスターミーに関しては優劣は不明である。あやみがなどほろべばいい。

構築の際に注意する点は、当然ながらゴーストに対して一切無力な点である。
そのため、追い討ち悪と組み合わせる、撒き菱を使うなど工夫が必要だ。
逆にゴーストさえいなくなればクソカビを振り回せる状況も多々あるので、ゴーストと相打ちさせるという選択もある。
以上により、バンギラスAの構築との相性がいいと考えられる。

バンギラスではないが、クソカビを使った構築に関しては55サンダーカイリキーWA55ファイヤーガラガラWAを参照のこと。