寝言冷凍ビームスイクン
スイクン 波乗り/冷凍ビーム/眠る/寝言@何か
低〜中レベル仕様の中では、今の環境で最も強いスイクンの型だと思っている。
まずは冷凍ビームについて。
ナッシーやフシギバナといった草に強いのはもとより、サンダー釘付け性能*1、
またガラガラ等の地面に対して寝言でどの技が出ても有益なので誤魔化し性能が飛躍的に上がるという点が優秀。
更に、スイクン自身の頑丈な耐久を活かせば冷凍ビームの試行回数を増やして凍結を狙うことも出来る。
スイクンに対して有効打を持たないハピナスやスターミーに対しては特に有効。
道具にかなり自由度があるというのも魅力のひとつ。
これはスイクンのレベルとも連動しており、低レベルだと55ガラガラの地震で半分以上削られるため、ガラガラを意識するなら黄金の実が欲しい。
Lv.52まで振ると、色々面白いことが起きる。
まず50カビゴンののしかかりをほぼ4発耐えるので、クソカビに対してかなり粘れるようになる*2。
神秘の雫を持たせると50ヘラクロスを波乗りで高確率3発で倒せるようになる。
最近はあまり見ないが、50カイリキーに対しても同様の効果がある。
光の粉だとそれらを波乗りで倒しにくくなるが、代わりにメガホーン3発で倒される確率が5割を切り、寝言で粘りやすくなる。
解けない氷を持たせると、冷凍ビームで50ナッシーが中乱数2発なのがほぼ確定2発に変わる。
他にはピントレンズや王者の印も視野に入る。
これらの効果により、中レベルまで振ると格闘対策補助として頼れるようになるため、
格闘やバンギラスに弱くなりがちなバランスパーティでは重宝する。
低レベルスイクンは、この他にどくどくや吠えるを組み合わせた型もあるが、
吠えるはコンボ封じのために仕方なく入れている面が大きく、
電気ポケモンと違って相手のポケモン2匹に強いという状況を作りにくいため昆布での崩しは狙いにくい。
素眠りで使えるほどの速度は持っていないし、寝言+どくどくや吠えるで使うにはぬる過ぎるといった印象。*3