パーティにありがちな弱点 〜カビゴンパーティ編
テーマの決まっているパーティは、無難な組み方をすれば往々にして同じような壁にぶつかりやすい。
例えば、散々言っているようにバンギラスパーティならば、スターミーでも入れない限り腹太鼓リザードンが弱点となりやすい。
このような「メジャーなパーティにありがちな弱点」*1を、これからいくつかまとめたいと思う。
今回はカビゴンエースのパーティにありがちな弱点をまとめる。
(※2012年現在の環境を考慮した内容なので、時代が変わると通用しなくなる可能性がある点はご了承を。)
カビゴン逆エースや、カビブラ等バランスパーティに関しては少々毛色が違うので、
今回は55カビゴンもしくは53カビゴンのエースのパーティに話を限定する。
カビゴンを受けることが出来る上に、パルシェンやスターミー、低レベルのサンダー等では対策出来ず、転がるで全抜きされやすい。
最近は状態異常などで以前よりは対策されているパーティが増えている印象はある。
- 55ファイヤー
スターミーが入るタイプなら悪くないが、フシギバナやエアームドと言った面々で固めた場合、
ファイヤーの起点となるポケモンが非常に多く、カビゴンも寝言でもない限り日本晴れ+大文字で簡単に突破されかねない。
相手はエースなのでパーティ単位の対策をすれば良いので、WAを立てるという策がある。
カビゴンバンギラスWAがひとつの例である。
- 眠り粉ナッシー
寝言持ちのポケモンが入らない場合があり、その際非常に刺さる。
更に、ブラッキーでも居ない限りはサイコキネシスの通りも非常に良い場合が多い。
上記の55ファイヤーと組み合わせられる場合も多いので、対策は必須だと思われる。
- ロックバトン入りバランスパ
甘えるロックバトンブラッキーにムウマまで来られるとカビゴンがほとんど動けない。
ムウマが居なくても、普通はブラッキーの後ろに、アンコールや宿木のタネ等でカビゴンをハメ殺せるポケモンが控えているため、吠える・吹き飛ばしによる対策が必須である。
ダブルロックの場合それすらも滅ぼされてしまう場合もある。
- 鈍い吠えガルーラ
カビゴンが鈍いを積み合うことが出来ないのでエース対決を有利にすることが出来る。
サポメンもガルーラに対して有効な決定打を持たない場合が多い。
- 寝言サンダー+フォレトス
カビゴンに大文字が無く、隣に高速スピン持ちも居ない場合、
カビゴンをフォレトスで受け、後ろからサンダーで崩せる場合が多い。
こちらの記事でもそのことについて触れている。
- 爆破速攻+55ガラガラ
リフレクターパルシェンか眠り粉フシギバナあたりが入れば良いが、
そうでない場合光の壁を張られた状態のガラガラに誰もタイマンで勝てないという事態に陥ることがある。
*1:「パーティを組む際に注意すべき点」とも言える。