フォレトスは地震カビゴンを受からない
地震カビゴンは、その受けとして起用されるエアームドやフォレトスも、
撒き菱や急所を絡めると突破し得るというのは有名な話だが、*1
50フォレトスに関しては、そのような要素無しで、普通に鈍いの積み方を工夫するだけで倒すことが出来る。
スタートとしては、フォレトス側にとって最悪のパターンである、
「眠ったばかりのフォレトスを健康な状態のカビゴンに後出しする」*2という場面から始める。
フォレトス側の行動 | カビゴン側の行動 | フォレトスの残HP |
フォレトスにチェンジ | のろい | 181 |
眠っている | のろい | 181 |
眠っている | 地震 | 約96程度 |
のろい | 地震 | 約41程度 |
分岐点A
ここまでの乱数によるが、フォレトスは次に鈍いを積むと、
地震を打たれた場合に約67%*3の確率で倒れてしまうので、眠るを選択する。
次のターンにカビゴンが地震を打って来たらフォレトスはその場は助かることになるが、
その場合一旦カビゴンは引いて同様に受け合いに持ち込み、スタートの状況から再び始めれば良いため、
次のカビゴンの行動は最悪の場合の鈍いとする。
因みにもしフォレトスがピンクのリボン+大爆発を持っていても、
ここで爆発したらカビゴンのHPは100前後残るため、後続での処理は難しい。
以下続き。
フォレトス側の行動 | カビゴン側の行動 | フォレトスの残HP |
眠る | のろい | 181 |
眠っている | 地震 | 約111程度 |
眠っている | 地震 | 約41程度 |
分岐点B
フォレトスはここで眠ると、以降地震で確定3発で倒れるため、100%負ける。
大爆発に関しては、分岐点Aの状況よりも更に弱くなっているのでやはり無理。
よって、鈍いを選択するしか無い。
以下続き。
フォレトス側の行動 | カビゴン側の行動 | フォレトスの残HP |
のろい | 地震 | ? |
ここまでの乱数によるが、今の地震によって約99%の超高確率*4でフォレトスは倒れてしまう。
ここまでの流れが実際に顕れたログがこちらである。
以上より、分岐点Aで一応の読み合いは発生するものの、このパターンに入ったらフォレトスはガン不利〜ほぼ負け確定と思って良いだろう。
素早さは関係無いので鈍いが丸くなるでも同じだし、どくどく等を持っていても途中で打つ隙が無いので無意味。
因みにフォレトスがLv.51以上になると、注釈にも書いた通り分岐点Aで眠るでなく鈍いを選んだ方が助かる確率は高い。
これらより、Lv.50フォレトスは、急所や撒き菱など関係無く55地震カビゴンを受けることが出来ないと言って良いだろう。
更に言うと、50フォレトスと55カビゴンはお互い鈍いを6回積み合うと同速になるので、
フォレトスが丸くなるでなく鈍いであり、どくどく等の対抗手段を持たない場合は、
カビゴンは初めからいきなり鈍いを6回積むという手もある。
こうすれば地震5発で倒せるため、途中で急所を出した上で、フォレトスが起きるターンにカビゴンが5割の確率で先手を取れば倒せる。
フォレトスの行動 | カビゴンの行動 |
眠る | 地震 |
眠っている | 地震 |
眠っている | 地震急所 |
(先制される) | 地震 |
これでフォレトスは倒れる。
2014/9/30追記:上記の同速のくだりは間違いでした。実機だと恐らく同速になるはずなのですが、PBSでは確実にフォレトスが先制出来るようです。
ついでにこれに関連して、誤解が多い上に筆者も最近になって気付いたことを書くと、
実機では、Lv.53のツボツボは、鈍いを1回積んだ55カビゴンに先制出来るが、
PBSでは計算方法の違いにより、同速になってしまうため、
これもまた55地震カビゴンを安全に受け切れるとは言えない。