対戦環境雑感 〜2013年3月版
- サンダー
眠る寝言は完全に時代に取り残され、
全盛期を築いた威張る身代わりも、ケンタロス、そしてもとよりマルマインが跋扈する現在において
活躍することは不可能に近い。
唯一吹き飛ばしサンダーもメインというよりは、幅の広い決定力を生かした『パーティの詰みを消す』という
側面を生かす裏択という形がサンダーAの存在意義になると思われる。
- 鈍いカビゴン
当ブログで幾度も鈍いカビゴンは環境中厳しいという記事を書いたが、ここに来てケンタロスの流行により
相対的に価値の上昇が起こっている、という認識である。
しかしただケンタロスにある程度強いというだけでは、独自の優位性となり得ないため
流行に結び付けるには何か他の強力な+要素が欲しいところである。
- ガラガラ
身代わりが前提となっている環境なので、ホネブーメランの存在もありますます流行の兆しを見せている。
ケンタロスの相方としての相性も非常に良いなど、今後の研究しだいでますます戦えるキャラかもしれない。
*1
ケンタロス全盛をとめるにあたって、最も有力と思われるのがこのバンギラスである。
典型的な爆破速攻の取り巻きに強く、ケンタロスとともにAになりやすいガラガラやサンダーにも強いためである。
ただバンギラス自体も、その取り巻きに関しても発展性という意味では伸びしろはあまり多くないとも思っているので
バンギラスAが更なる飛躍を遂げるためにはWAとなる相方の研究が必要だと思われる。
- 悪夢スターミー
バンギラスとともにケンタロスの隆盛の防波堤となりうると思っている。
バンギラスにもいえることだが、以前掲載したA追加型のような形になりやすいため、取り巻きの発展性という意味では伸びしろはない。
身代わり持ちの中で数少ないガラガラに強いポケモンであり、また悪夢という特殊かつ広い攻撃範囲を持つキャラという意味で希少である。
スターミーをさらに活躍させるには、WAの相方の研究をするのが一番近道ではないだろうか。
- メロメロフーディン
スターミーと同様に特殊な攻撃範囲を持つが、メロメロは悪夢と比べて攻撃範囲が狭く汎用性を持たせづらいのが難点である。
フーディンとしての特色を生かすならば、レベルを下げてもケンタロスに先制できるので、バランスパーティとして活躍させるのが良いだろう。
最も現環境においてバランスパーティを組むこと自体が難しいとも思えるが……。
通常のフーディンでもケンタロスに対して有利に戦えるので、フーディンで戦うならばこちらのほうが本命だろうと思っている。
いばみがサンダーの減少もあり、爆破速攻に強いカウンターサイドンを使える点が最大の長所である。
ただし、フーディンパーティの対ガラガラ性能に関して懸念されるがこれは筆者の知識不足もありなんともいえないところである。
- 守るムウマ
CHの記事に掲載された守るムウマだが、筆者も非常に面白い存在と感じている。
ガラガラの存在もあり、最後の一枠が悩ましいところだ。