ファイヤーvsカビゴンのタイマン
55ファイヤー 大文字/日本晴れ/めざ草/眠る@奇跡の実
vs
55カビゴン 捨て身タックル/地震/鈍い/眠る@食べ残し
この2体のタイマンは、どちらが勝つだろうか。
カビゴンである。当たり前と言われるかも知れない。
しかし、そのためにカビゴンはどのような手順を踏めば良いだろうか。
最も安易に考えられるのは、鈍いを1回積み、捨て身タックルを2発撃つ手である。
ファイヤーの行動 | カビゴンの行動 |
日本晴れ | 鈍い |
大文字 | 捨て身タックル(反動・食べ残し回復) |
眠る(奇跡の実消費) | 捨て身タックル(反動・食べ残し回復) |
しかしこの次の大文字を、カビゴンは耐えることが出来るのだろうか。
カビゴンは日本晴れ中の大文字1発と、捨て身タックルの反動2回分を喰らい、食べ残し回復を2回している。
この時点でカビゴンの残りHPは108〜142(中央値125)であり、次に喰らう大文字のダメージは122〜144である。
これでは反動ダメージを2回加算された結果、高確率でカビゴンが倒れてしまう。
では、カビゴンはどう動けば良いか。ヒントは「反動ダメージを減らすこと」にある。
次のような手順だとどうだろうか。
ファイヤーの行動 | カビゴンの行動 |
日本晴れ | 捨て身タックル(反動・食べ残し回復) |
大文字 | 鈍い(食べ残し回復) |
眠る(奇跡の実消費) | 捨て身タックル(反動・食べ残し回復) |
カビゴンは通常の捨て身タックル+鈍い1回の捨て身タックルでもファイヤーを倒すことが出来るため、
これによって無駄な反動ダメージを減らすことが出来る。更に、初手から食べ残し回復が効いているため、先程の方法に比べて食べ残し回復が1回分多い。
肝心な計算結果だが、この時点でカビゴンの残りHPは139〜171となるため、超高確率で次の大文字を耐えることが出来る。
そうすれば、後攻捨て身タックルでファイヤーを倒すことが出来る。最後の反動ダメージにより共倒れとなってしまうが、公式ルールでは最後の1匹を倒した時の反動は無いため、捨て身タックルを打った側の勝ちとなる。
結論として、カビゴンはファイヤーにタイマンで勝つことが出来る。
55カビゴンは複数対決では55ファイヤーパーティに不利であることが多いが、
カビゴン側は爆破等で強引にタイマンに持ち込むことで相性を逆転させられる可能性があるということになる。
ただしその際、カビゴンは捨て身タックル⇒鈍い⇒捨て身タックルと動くのが正解で、
鈍い⇒捨て身タックル×2と動いてしまう高確率で負けるという点に注意、ということである。
*1:今回の記事はしゃわさん・stoicさんのご協力を得ています。ありがとうございます。