例のTAパーティに強い組み合わせまとめ

パーティ 重要度★★★ CH

爆破速攻TAに強い組み合わせの研究が進んで来た気がするので、まとめてみる。

55 フーディン サイコキネシス 冷凍パンチ アンコール 自己再生 奇跡の実
50 パルシェン メイン技 撒き菱 リフレクター 大爆発 黄金の実
50 サイドン 地震 岩雪崩 カウンター 鈍い 食べ残し

フーディンエースを組めば自然と採用出来る組み合わせ。こちらの記事も参照されたい。
ケンタロスに対して全員が強く、マルマイン＋ケンタロスに対してもサイドンがキラーとなる。
ガラガラにはパルシェンが刺さり、リフレクターを残しておけばフーディンでもタイマンでガラガラに勝てるようになる。
唯一サンダーには安定しないが、サポメンに対するサイドンの出しやすさ、フーディンでの釘付け性能などを鑑みると有利は取れると考えられる。

55 フーディン サイコキネシス 冷凍パンチ アンコール 自己再生 奇跡の実
50 パルシェン メイン技 撒き菱 リフレクター 大爆発 黄金の実
50 ハガネール 地震 何か 吠える 大爆発 食べ残し

最近、サイドンに取って代わって人気のある組み合わせ。今の55フーディンパーティの基盤と言えるかも知れない。
ハガネールの役目はサイドンとほぼ同じなので、「フーパルサイ」の項と同じことが言える。
サイドンと比べて、カビゴンが安定しない代わりにサンダーに強くなるのが大きい。
もしかすると最もキラー性能の高い3匹かも知れない。*1
以上から、「55フーディンエース」というコンセプト自体が、例のTAに対してかなりキラー性能が高く、
またフーディン＋ハガネールなら他にいばみがサンダーにも有利を取れるため、
フーディンエースの更なる研究が今後の対戦環境にとって重要な位置付けとなって来ると考えられる。*2

  • 「カビパルネール」
55 カビゴン 捨て身タックル 鈍い 何か 眠る 何か
50 パルシェン メイン技 撒き菱 リフレクター 大爆発 黄金の実
50 ハガネール 地震 何か 吠える 大爆発 何か

これもケンタロスに対して全員強く、パルシェンとハガネールにより、ガラガラやサンダーに対しても上記と同じことが言える。
特にリフレクターを貼った状態でのカビゴンが非常に強く、
カビゴンはガラガラとの通常のタイマンでは勝てないが、お互いリフレクターがある状態なら勝つことが出来る。
また、全員大爆発を耐えられる耐久を持っているため、枚数差を付けてからこちらが爆破で逆襲する戦法も取れる。
注意点として、この3匹はかつてのカビゴンパーティのテンプレにもあった組み合わせだが、
パルシェンがリフレクターでなく鈍いだと、ガラガラに一度も後出しが出来なくなる影響で、
逆に「ガラガラ＋マルマイン＋パルシェン」の組み合わせに対して不利となってしまう。
逆にパルシェンの代わりにリフレクターを持ったスターミーでも充分に善戦出来るため、
水ポケモンの枠がどうこうと言うより、リフレクター自体が爆破速攻TAに対してかなり重要なキーとなる。
個人的には今後カビゴンエースを組む際はこの型の3枚を軸にしたいと考えている。

  • 「バンギパルネール」
55 バンギラス 岩雪崩 冷凍ビーム 何か 爆裂パンチ 何か
50 パルシェン メイン技 撒き菱 リフレクター 大爆発 黄金の実
50 ハガネール 地震 何か 吠える 大爆発 何か

やはりパルシェン＋ハガネールなのだが、バンギラスが今までに挙げたエースとは違った性質を持っている。
というのは、ケンタロスにあまり強くなく、代わりにサポメン3匹に対して非常に強いという点である。*3
お陰でバンギラスがサポメン2匹を一手に相手出来ることも多く、ケンタロスが出て来てしまってもパルシェンとハガネールの鉄壁の2枚体制で処理するということが出来る。
初手でいきなりケンタロスが来た場合は、パルシェンorハガネールを後出しで、運が悪くなければ対処出来るため、バンギラス側は初手バンギラスがかなり安定する。
対カビゴンについてだが、腹太鼓型に対しては岩雪崩を連打しているだけで殴り勝てる。
鈍い型の場合安定しないが、バンギラスが食べ残しを持っていれば鈍い＋地震を2発耐えることが出来るため、
爆裂パンチの試行回数が増えてかなり有利に持ち込むことが出来る。よって筆者はバンギラスに食べ残しを持たせることを推奨する。
また、上記のフーディンやカビゴンと違ってバンギラスは完全タイマンでもガラガラに勝つことが出来るため、
パルシェンのリフレクターはこの場合に限り必ずしも必須ではない。
余談だが筆者が先日公開したサンダーバンギラスWAでこの組み合わせを採用している。


ここまでのまとめとして、リフレクターパルシェン＋ハガネールの組み合わせが鉄板であることは間違い無さそう。
以下は組み合わせではなく個別に対策出来そうなポケモンを列挙する。

  • いばみがサンダー

ガラガラ・サンダーミラーで有利を取ることができ、ケンタロスにも善戦することが出来る。
また、後出しのマルマインに対しても、身代わりを貼るタイミングを間違えなければ一方的に突破するに至る。
これもパルシェンやハガネールを自然な形で組み込むことが出来ると思われるため、3枚全体で有利を取ることも難しくないだろう。

状態異常をカット出来るポケモンがマルマインしか居ないため、粉がキーとなる。
特にフシギバナはパルシェンにも先制でき、サンダー昆布にも宿木のタネ等で対抗出来るのが美味しい。
またマルマイン＋ケンタロスのコースに対しても、壁を残されてケンタロスを降臨されても1ターン自滅してくれれば粉を打つだけで充分に対抗出来る。
技枠が厳しいが、リフレクターがあるとなお良いだろう。

55 フーディン サイコキネシス バリアー アンコール 自己再生 奇跡の実

昔流行った、通称バリアンコフーディン。
通常のフーディンでも充分有利は取れるものの、バリアーによって対カビゴンも有利になったり、
パルシェンの大爆発を止めることが出来るのが美味しい。*4
マルマインも電磁波を持ってないため、バリアーを1回貼れば大爆発を止めた上で後続のケンタロスに先制を維持することも出来る。
今汎用性があるかと言うと、微妙なところである。

マルマインを起点にすることができ、カウンターを持つことでサイドンと同様にサンダーにタイマンで勝つことができ、
パルシェンに先制することが出来るため密かに刺さるかも知れない。

半分冗談だが、ガラガラ以外の全てのポケモンにタイマンで勝てる可能性がある。*5
パルシェンとマルマインに対してはキラーレベルとなる。

*1:もちろんただのキラーではなく普通に戦える汎用性を確保した上で。

*2:現状、55カビゴンパーティへの対処が課題となっている。

*3:型を見ての通り、言うまでもなくサンダーとガラガラにもタイマンで勝てる。

*4:rerereさんが発見してくれました。

*5:対サンダーが5割を下回るかも知れない。まだ研究しきれていないため不明