旧日記記事 2009-07-22 読まない立ち回りと読む立ち回り
リクエストがあったため、現在非公開の旧日記からの転載です。
文体に関して訂正していますが、内容には手を加えていません。
古い記事のため内容の粗はご容赦ください。
どちらが勝つでしょう?
50コイキング 体当たり/なし/なし/なし
vs
50サンダー 10万ボルト/なし/なし/なし
これは間違いなくサンダー側の勝ちです。読みの入る余地がありません。
極端な例ですが、こういうのが理想です。実戦でもこういうのは十分起こり得ます。
例えば
50ライコウ 10万ボルト/目覚めるパワー氷/吠える/眠る @薄荷の実
vs
55ガラガラ 地震/岩雪崩/目覚めるパワー飛/剣の舞@太い骨
もっと広げて
随分前に作ったモデルですが、よくある構図です。
A
55カビゴン 捨て身タックル/電磁砲/鈍い/眠る@残飯
50エアームド ドリル嘴/毒毒/泥棒/吹き飛ばし@黄金の実
50ブラッキー 追い打ち/毒毒/甘える/眠る@薄荷の実vs
B
51カビゴン 恩返し/火炎放射/鈍い/眠る@残飯
52ゲンガー 雷/滅びの唄/黒い眼差し/道連れ@麻痺治しの実
52ナッシー サイコキネシス/眠り粉/宿木の種/光合成@奇跡の実
Aはゲンガーにカビゴンやエアームドを当てることはできません。
故に最善手はブラッキーを当てて共倒れになることです。
ここからBはナッシーから展開していくことになります。
Bのカビゴンを受けさせる形でAのカビゴンを引っ張り出してきます。そしてそのAのカビゴンをナッシーで受けて眠り粉を打ちます。
ここまで読みの入り込む余地がありません。
読むことの大切さはいろいろなところで説かれていますが、案外読まない大切さって聞かないと思います。
この記事を書いた理由
51 | カビゴン | 捨て身タックル | 大文字 | 鈍い | 眠る | 食べ残し |
52 | ヘラクロス | メガホ−ン | 地震 | 目覚めるパワー飛 | 起死回生 | ピントレンズ |
52 | サンダー | 雷 | 目覚めるパワー水 | 吹き飛ばし | 眠る | 薄荷の実 |
52 | パルシェン | 波乗り | 撒き菱 | 鈍い | 大爆発 | 水玉リボン |
52 | ナッシー | サイコキネシス | 眠り粉 | 宿木の種 | 光合成 | 奇跡の実 |
52 | ブラッキー | 黒い眼差し | バトンタッチ | 甘える | 月の光 | 不思議な木の実 |
コメント
4次元 2009/07/22 23:18
激しく同意します。
アンテナ巡りの旅してたら復活してたのでコメント><
「カビゴンガラガラ対策にパルシェンで、スターミー対策にサンダー…」みたいな組み方は通用しない、2〜3体セットで崩しパターンを組むパーティが増えると思います。
構築段階の決め打ちによる有利条件から「読まない安定性」によって逃げ切る勝ち方は大好きです。
読みに拠るメリットが薄い状況で無駄に読むのは勝率を下げてしまいますしね(笑)
ちょっとポケモンへのやる気が回復しました。まあ俺がやる気だした所でどうってことないですがwww
あと、52ゲンガーが雷しか攻撃技ないのに木炭はおかしくないですか?タイプミスと思います。
現在の筆者の考え
この頃から筆者の理念として、構築段階で立ち回りを作ることを念頭に置いています。
身代わりや混乱などを用いて、出来る限り読みの要素を減らして勝つことを意識して構築していました。
その考えもそういう観点の研究が進んでいない爆破速攻TA以前までは充分通用したのではないかと思います。
現在では『自分』が対戦しないパーティもその対策も成熟し、
やはり出来る限り読みを排除して勝つ構築というのは難しくなってきたように感じます。
しかしまた、構築の理想であることも間違いないと思います。