55カビゴン受け性能いろいろ

50フォレトスは55地震カビゴンをガン受け出来ないことと、50エアームドならそれが可能であることを過去に書いたが、
その他のポケモンの55カビゴン受け性能を軽くまとめてみようと思う。

エアームドと同様に、序盤の鈍いの積み合いの際に急所が来ない限りは、地震カビゴンを受け続けることが出来る。
なお、以前50フォレトスと55カビゴンはお互い鈍いを6回積んだら小数以下切り捨ての関係で同速になってしまうと書いてしまったことがあるが、
少なくともPBSではそのような現状は発生せず、フォレトスが必ず先制することが出来るため同速事故の心配は無い。

受からない。対フォレトスと同じ立ち回りで、カビゴンが100%プテラを倒すことが出来る。
鈍い⇒鈍い⇒捨て身タックル連打の安定行動で、読みが入る余地すら無い。

地震カビゴンを高確率の乱数で受けることが出来る。

ハッサムの行動 カビゴンの行動
眠る
 
 
鈍い
ぐうぐう
 
 
鈍い
ぐうぐう
 
 
地震
鈍い
 
 
地震

この後にハッサムはもう一度鈍いを積んでも、約9割の確率で地震を耐えることが出来るため、その後眠るで受けが追い付く。
ただしあくまで乱数である上に、撒き菱を1回でも踏むとこの流れで最後の地震で倒れてしまうため、安定するとはとても言えない。

ここからは地震以外のカビゴン*1とする。

55カビゴンと同速であり、同速勝負で負けると倒されてしまうため、運が良ければ数回は受けることが出来るが基本的に受からない。

マグカルゴの行動 カビゴンの行動
眠る
 
 
鈍い
ぐうぐう
 
 
捨て身タックル
ぐうぐう
 
 
捨て身タックル
 
溶ける
他のポケモンにチェンジ
 

ここまで来て、次のサイクルでカビゴンが出て来た時に、

マグカルゴにチェンジ
 
 
捨て身タックル

この次のターン、カビゴンが同速勝負を制し先制で捨て身タックルを打ったら、ここでマグカルゴは倒れてしまう。
要するに、最後のターンにカビゴンが先制した場合は前回書いたサンドウィッチ理論と同じようなことが起きている。

これも55カビゴンと同速だが、上記のマグカルゴと同じコースの最後の捨て身タックルを乱数で耐えることが出来る。
しかしあくまで乱数なので、やはり安定しない。

急所が来ない限り受け続けることが出来る。

オムスターの行動 カビゴンの行動
眠る
 
 
鈍い
ぐうぐう
 
 
鈍い
ぐうぐう
 
 
捨て身タックル
黒い霧
 
 
捨て身タックル

フォレトスの要領でカビゴンが2回鈍いを積んで来た場合でも、鈍いと違って黒い霧ならば1ターンで2回分を解除出来るため、
フォレトスより物理耐久の低いオムスターでもこれを受け続けることが出来る。
オムスターはこの後眠るを選べば、ふりだしに戻るだけ。

55カビゴンに後手なので、交代際に捨て身タックルを2連続で急所に当てられてしまったらその瞬間倒れてしまう。
しかしそこを凌げば、回復技が自己再生であるため、急所が2連続ぐらいで来ても回復が追い付くほどの余裕がある。
したがって、交代際に2連急所を喰らうというようなよっぽどの不運を除けば、後手でありながら圧倒的に安定して受け続けることが出来る。
因みにLv.53以上なら55カビゴンに先制することが出来る。

捨て身タックル24発が全弾急所ヒットしても倒れない。
寝言16回分全て捨て身タックルが出たとしても、合計40発中34発以上『連続で』急所に当たらないとサニーゴは倒れない。*2
寝言枠がカウンターやリフレクター等サニーゴにとって無害な技である場合に至っては正真正銘の100%ガン受けが出来る。
ゴースト以外の中では「最強の寝言カビゴン受け」と言って良いだろう。
なお今回の記事の内容とは関係無いが、嫌な音を持たせればカビゴンを受けるだけでなく倒すに至り、
また50電磁波リフレクタースターミーにも後出しから有利を取ることが出来る。
肝心な地震カビゴンを受けられないのが残念である。

*1:基本的に捨て身タックルと鈍いしか使って来ない

*2:自己再生のPPが32であるため