55破壊の遺伝子プテラ
昔から存在する型だが、爆破速攻パーティに混ぜることでなかなかの活躍をしてくれる。
下記の特長により、対策し尽くされたケンタロスより動きやすいこともしばしばある。
- 素早さの高さ
ケンタロスにとって「先手を取られる」というだけで脅威になる、
高レベルのライコウやスターミー、中レベルのフーディン、そして低レベルのマルマインにすら先制出来るため、
それらが入ったパーティに対してケンタロスが抱えるような問題を抱えずに済む。
特に55ライコウを遺伝子状態の地震で先制で69%一撃、もちろんマルマインは余裕の一撃で倒せるのが大きい。
最近流行りの55ゲンガーにも、ケンタロスと違って確実に先制した上で一撃で倒せる。
50フーディンは等倍ながらも目覚めるパワー岩で64%一撃で倒せる。
55スターミーも目覚めるパワー岩で確定2発。ただしハイドロポンプ中乱数一撃で倒れるので注意。
- 爆破耐性
ノーマル耐性を持っているため、大爆発を耐えることが出来るというのがかなり大きい。
致命傷を喰らうものの、HP満タンならカビゴンの自爆も耐えることが出来る。
これは爆破+爆破+1枚残し戦術で使う際にとても重要で、
爆破で倒し切れず枚数差が付いてしまった際、相手の爆破で王手をかけられるというリスクを格段に減らすことが出来る。
よって、爆破で1-1交換に持ち込みにくいマルマインと非常に組ませやすくなっている。
リフレクターを残せば、爆破を耐えた上で更に多くの攻撃をもう1発ぐらいは耐えることが出来る。
是非ともマルマインと組ませたい。
目覚めるパワー岩の火力について
遺伝子状態の目覚めるパワー岩で55めざ氷サンダーを69%一撃、
50カビゴンを78%で2発、55ケンタロスを58%で2発、撒き菱を踏んだ50パルシェンを67%一撃、
撒き菱を絡めればこのように対パルシェンが変わる他、上述の対55ライコウや50フーディンも確1になるため恩恵はかなり大きい。
更に砂嵐をかければ55サンダーや50パルシェンも確1になる。
その他の技候補
以下、全て遺伝子状態前提。
- 翼で打つ
55ヘラクロス・50フシギバナ確1、50カイリキー97%一撃、50ナッシー51%一撃。
- 空を飛ぶ
翼で打つより威力が高く、52ナッシー確1、55カイリキーが69%一撃。*1
同じ威力の目覚めるパワー飛行を使うと、目覚めるパワー岩を使えなくなるデメリットが大きい*2ため、使うなら基本的にこちらで良い。
- 大文字
55フォレトス・51ハッサム確1、50黄金の実エアームド・51ナッシー確2、50ヘラクロス42%で2発。
- 捨て身タックル
属性一致の目覚めるパワー岩も単純計算で威力105なので、それよりも強い。
55ケンタロス・55ガルーラ・53カビゴン・52ブラッキー・50スイクンすべて95%以上で2発、
55カビゴンを50%で2発。55フーディンを44%一撃。
- 破壊光線
55フーディン確1、50ハピナス72%一撃、50スターミー49%一撃、
撒き菱を踏んだ51スターミー・50ヘラクロス確1、50フシギバナ79%一撃、50めざ飛ガラガラ77%一撃。
- 鈍い
鈍い+岩雪崩を使って来るサイドンやゴローニャが天敵になりがちだが、それらに対する対策のほか、
一旦場に出して引っ込めたあと、破壊の遺伝子の無い通常のプテラとして使う際にかなり重宝する。特に対カビゴン等。
鈍いを1回積んで50ギャラドスと同速なので、絶妙に50フシギバナに先制出来るのはかなり偉い。
- 身代わり
ケンタロスと同じ使い方で、状態異常や甘えるをカット出来る他、ケンタロスには無い耐性を利用して50カビゴンののしかかりの前に身代わりを残すことが出来るのが偉い。
のしかかりどころか、53カビゴンの恩返しぐらいまでなら最大乱数でしか身代わりが壊れない。
また、吠えるを無効化出来る1枚残しで使用すれば、地震と大爆発しか攻撃技を持たないハガネールを完全に詰ませることも出来る。
この他、55ガルーラ・ポリゴン2の恩返し、54フシギバナの葉っぱカッター等も身代わりが確定で耐える。
50ヘラクロスのメガホーンでは残念ながら高確率で壊れてしまう。
- 威張る
ケンタロスと同様、不利な相手への勝率確保が期待出来る。
- 砂嵐
上記の通り、僅かにダメージが足りない相手が居る場合に重宝する場合がある。
鈍いと同じく、破壊の遺伝子を失った際にも突破性能を確保する技として役に立つだろう。