地面・岩受けとしての草ポケモンの性能比較

主なポイントは以下の通り。

・ガラガラ、バンギラスに先制出来るか
・ガラガラをメイン技で2発で倒せるか
・役割破壊で一撃で倒されないか
光合成、眠り粉を使えるか
・後ろのポケモンに対し充分な仕事が出来るか

  • 全般

回復が光合成依存であることが多いため、砂嵐には要注意。
眠る+寝言型にした方が安定する場合もある。(例:寝言めざ草ナッシー
また、バンギラスは大文字や冷凍ビームを持っていることも多いので、
そもそも草ポケモン自体が受けとして安定しにくい側面がある。

  • ナッシー

ガラガラやサイドン受けとしての性能はトップレベル。
先制の眠り粉と高火力特殊技のほか、大爆発で共倒れを図ることも出来る。
ただしエスパーのせいでバンギラスにはとても弱く、逆に起点にされることも多々ある。
目覚めるパワー草などを持てば対抗は可能だが、向こうも噛み砕くや冷凍ビームを持っていたら圧倒的に不利。
またガラガラも、目覚めるパワー蟲を持っている場合一撃で倒されてしまうので、後出しは安定しない。
地面に対して後出しで何度も受けに行くポケモンではなく、
対面させた上で眠り粉や宿木のタネで後続のポケモンを弱らせるのが主な仕事。

防御面に関しては最も優秀。
弱点となる目覚めるパワーや、バンギラスの特殊技に関しても、リフレクターや光の壁で対策が可能。
ただし火力が低く、レベル差を付けられるとガラガラすら2発で倒せないという点と、
せっかくの優秀な素早さがあっても眠り粉を打てないという点がかなり痛く、ガラガラ等に対する圧力にはなりにくい。
バンギラス性能はかなり高いと見て良いだろう。

ポケモンNo.1の物理耐久を誇るが、ガラガラの攻撃で倒れる確定回数は他と変わらない場合が多いので、その能力を活かしづらい。
その点に関しては地面・岩受けだけでなく、カビゴンなど他の物理ポケモンに対して応用したいところ。
素早さはLv.50でしっかりガラガラに先制可能で、各種粉のほか泥棒で圧力をかけることも出来る。
他の草ポケモンと違って光合成で回復出来ない点と、圧倒的に低い特殊耐久が何よりの欠点。
特に特殊耐久に関しては、Lv.50だとバンギラスの大文字で一撃で葬られてしまうほど。

ナッシーのように粉をばらまける点と、メガニウムのように耐久が比較的優秀という点を兼ね備えている。
逆に言えばそれらの中間というポジションで、中途半端とも言える。
メガニウムのようにバンギラスに対抗でき、かつ粉も撒きたいという時に候補に挙がる。
しかし何よりも痛いのは、レベルを53まで振らないとLv.55ガラガラに先制出来ないこと。
Lv.50だと低〜中レベルガラガラまでの対策しか出来ず役割が狭すぎるので、そのせいでなかなか日の目を浴びることが出来ない。

圧倒的に高い素早さ、アンコール、地震無効と、他の草ポケモンとは一線を画した性能を持っている。
岩弱点を持っているので岩受けとしては使えないが、
地震やその他の技を読んで場に出すことで、眠り粉とアンコールの圧力をかけられるため強制交換力が高い。

カイリキー受けが本職で、他と違って地面技が等倍であるため地面受けの性能は低い。
眠り粉と葉っぱカッターがあるので釘付け要員としては使える。
眠り粉や宿木のタネについて、ナッシーと同じことが言える。
メガニウムと同じくLv.50でバンギラスに先制出来る貴重な草ポケモンで、
眠り粉もあるため対バンギラス性能は他に比べてかなり高い。
大文字や冷凍ビームに対して光の壁で対策することも可能。

地面技を1/4まで和らげることが出来る唯一の種族で、地面技一本のドンファンハガネール等に対してだけは受けることが出来る。
仮に役割を持つことさえ出来れば、キノコの胞子でかなり場を荒らすことが期待出来る。
その他は、簡単にサブウェポンで弱点を突かれてしまい、先制も出来ない。

  • その他

ウツボットラフレシアキマワリ
基本的に地面・岩受けとしての性能は低いと思って良い。他の使い方をしたい。