リフレクター奇跡の実ライコウ

55ライコウ 10万ボルト/めざ氷/リフレクター/何か@食べ残し

 

リフレクター食べ残しライコウのタイマン性能のおさらいとして、

リフレクターを貼ってから攻撃を連打することにより、

55地震ヘラクロス、55地震カイリキー、55ニドキング地震無しバンギラス

などに有利を取れるというものがあった。

 

ヘラクロスやカイリキー、バンギラス等の地震はリフレクターによってほぼ確定3耐えとなり、

ヘラクロスやカイリキーは10万ボルト3発で倒せるので、単純な打ち合いで勝てる。

相手が眠る+薄荷の実や、黄金の実を持っていると10万ボルト3発で倒せなくなるため、勝てなくなる点に注意。

バンギラスは元々10万ボルトを3発耐えるので、これにも勝てない。

逆に地震の無いバンギラスは、リフレクターライコウを3発で倒せないため、4ターンかけて10万ボルトを打てば殴り勝てる計算であった。

ニドキングに対しては、目覚めるパワー氷3発で倒せる。

ただし地震で約30%の確率で3発で倒れてしまうので、あくまで「有利」という程度。

 

ここまでおさらい。

今回は食べ残しでなく眠る+奇跡の実を採用したライコウについて考える。

 

55ライコウ 10万ボルト/めざ氷/リフレクター/眠る@奇跡の実

 

実は、これによって上記の地震持ちバンギラスや、黄金の実カイリキーにすら勝てるようになり、ニドキングにも乱数の影響なく勝てるようになる。

ライコウ側も、HPが減ったら眠るで回復し、10万ボルトの攻撃回数を増やせるからだ。

また、50で一般的な型である「地震/どくどく/吠える/大爆発」というようなハガネールにも、「食べ残しも黄金の実も持っていなければ」という厳しめな条件付きではあるが勝てる。

逆に、55フーディンに対しては、食べ残しがあるとサイコキネシスを3耐えするため有利だったが、

こちらの型の場合は3発で倒されるため不利となるという弊害がある。(眠るはアンコールされるため無意味)

  

パーティとしての構造を考えると、

リフレクターライコウはリフレクターのターンを活かすため、ある程度前のめりな構築にした方が良いということが知られている。

そのような試合展開を考えた上でも食べ残しより奇跡の実というのは理に適っているのではないだろうか。

 

55ライコウの特長としては、リフレクターにより低レベルの爆破をカットしつつ、

同時に上記の物理ポケモンの他、サンダーやミルタンクも含めさまざまなエースに対するタイマン性能も強いという点が挙げられるが、

55カビゴンに弱くなりがちという弱点を抱えている。

そこで、過去に55カビゴンパーティを低レベルのポケモンから攻略した例を思い返してみると、

 

ポニョに代表されるような50食べ残し自爆カビゴンというものがあった。

ここで55ライコウが食べ残しを手放したことにより、50食べ残しカビゴンをパーティに入れることが出来るようになるのは面白い点かも知れない。

 

残りはパルシェン、ナッシー、ヘラクロス等といった従来のライコウパーティにありきたりな組み合わせでも、このライコウカビゴンの性能によって化ける可能性があるかも。