今の流行・傾向メモ

2011年5月頃(ちょうど一年前)から現在までの対戦環境の変化をまとめた。
ここ最近の流れが掴めていないという人に参考にしてもらえると有難い。

  • 全体の流れ

なるべく時系列順に並べたつもりだが、多少の前後はあるかも知れない。
★を付けたものは特に重要と思われる変化。

ミルタンク登場。カビゴン等に対して刺さることは分かったがあまり人気は無し*1
・一部で腹太鼓カビゴンはもう解禁でいいのではという風潮になってくる*2
・光の壁マルマイン+55めざ蟲ガラガラの研究が進む*3
・中レベルのポケモンの研究が進み、細かいダメージ計算が見直される
★クソカビ誕生。当初は先制のツメだったがやがて光の粉に*4
・壁+ガラガラやケンタロス含む「爆破速攻」対策としてリフレクターパルシェンが採用される*5
・カウンターサイドンの登場。カビゴンやサンダーに強いことで一部が注目*6
・55カビゴンに関しては地震カビゴンは下火、セミフルが強いということが分かって来る*7
カビゴンパーティにフシギバナがとても有用ということで一部が注目*8
バンギラスがかなり使いづらくなる
★クソカビが激増し、とうとう自爆カビゴンをも凌駕する勢いに
★のしかかりの強さが見直され、状態異常を撒くポケモンが増えて寝言持ちが増える
★このあたりで、1年前頃との環境の差が顕著になって来て、古いパーティはあまり通用しなくなる*9
・クソカビに強いゴーストが少し増える
ミルタンクが普通の戦術としてそれなりに馴染んで来る
・爆破速攻もそれなりに浸透し、マルマインが以前より増える
・クソカビやフシギバナなど対策が増え、あやみがスターミーがやや下火に
★リフレクターパルシェンがかなり浸透し、鈍いパルシェンカビゴンを受けることがほぼ無くなる
・腹太鼓リザードンが少し増える*10
・一部でいばみがサンダーの研究が進む*11
★クソカビやいばみがなど結構クソい戦術が増える
・食べ残し素眠りポケモン絶滅危惧種。眠る持ちはほとんど寝言か薄荷or奇跡の実。
カビゴンパーティが激減。地位が危ぶまれる
・クソカビに強い一部の鈍い持ちポケモンが復活する
フーディンがかなり強いことが認知され急増する*12
フシギバナの強さも次々と分かって来て増えて来る
★クソカビといばみがサンダーに強いハガネールが急増する*13
・いばみがサンダーにも強いライコウパーティが少し増え始める*14
バンギラスの人気が復活傾向

エースは存在自体少ない。メイン技+サブ技+鈍い+眠るのような型は猛烈な勢いで下火。
セミフルor寝言が時々。カビパ自体の地位がかなり危うい。エースで使うよりは低レベルで使うという風潮。
低レベルはクソカビ、次いで自爆が多い。時々寝言鈍いのしかかり。
パーティを考える上でクソカビ対策は必須。

  • サンダー

いばみがor吹き飛ばし。寝言サンダーはかなり下火。
Lv.52の寝言や吹き飛ばしもちらほらと居る。
55いばみがサンダーは一部では最強と言われているが、最近はそれを対策したパーティも増えつつある

  • ガラガラ

目覚めるパワーは飛行より蟲が多め。低レベルは寝言火炎放射も時々

爆破速攻に強いリフレクターが多い。鈍いは激減、カビゴンを受けようとすると簡単に麻痺するので注意
冷凍ビームか波乗りかはパーティによる。

  • ゲンガー

10万ボルト+冷凍パンチ+大爆発型か、炎のパンチ+黒い眼差し+滅びの歌型のどちらかにハッキリ分かれているので、
例えば55サンダー+ハガネール等で分担して対策することが出来る。

  • ナッシー

特別変わった点は無いが、クソカビに強いというのが優秀。

  • スターミー

あやみがの対策が増えて弱体化。サンダー+クソカビに強い悪夢がワンチャンありそう?
普通のあやみが電磁波もまだ居る。

急増。実際強い。アンコールもあればいばみがやメロみがもある。食べ残しの有無で判断可能。
サブ技は特に決まっていない

増加。ほぼ食べ残し、嫌な音まではある。鈍いは激減
吠える、どくどく、大爆発から2つを持っていることが多い
クソカビといばみがサンダーに強いので株上昇

破壊の遺伝子が強いが、身代わり等も普通にあるから相変わらず困るキャラ。

クソカビ完封。フーディンの起点なので注意

地面に抜群を付けるめざパを持っていないと微妙な感じ。
鈍いライコウはサンダーやクソカビには強いが、フシギバナハガネールも多いし汎用性があるとは言い難い。
結局Lv.55で普通に昆布するのが一番強い疑惑。
因みにサンダーにしてもライコウにしても、昆布型の持ち物は薄荷の実か奇跡の実。
昔のように食べ残しにすると、一旦素眠りしてから背中を向ける敵が多過ぎる。

色々氾濫している。鈍い、嫌な音、砂嵐、フルアタ等。
波乗りも大文字も爆裂パンチもめざ飛も注意する必要アリ。かなり何が飛んで来るか分からない
低レベルのカビゴンに出すと爆裂パンチに泣くことになるので注意

寝言地震がデフォルト気味、時々めざ飛やめざ岩もアリ。鈍いや起死回生は少なめ。
ガラガラの目覚めるパワーが飛行より蟲が増えたので、ガラガラ受けとしての性能は少し上昇。

急増。葉っぱカッター+宿木のタネ+眠り粉+光合成@麻痺治しの実が基本。
あらゆる型のカイリキーに強く、低レベルカビゴンにも強めで、電気にも抵抗出来る所が良い。
対ガラガラバンギラス釘付け性能高し。あやみがスターミーは後出しからほぼ受けることが可能

  • カイリキー

エースも低レベルも全体的に絶滅危惧。サンダーに弱いほか、フシギバナで止められるのが痛い。

ぬるすぎて不人気。エースは特に絶滅危惧

爆破速攻要員として増加。ガラガラやケンタロスの隣で壁や電磁波を打って爆破が主。

転がるミルタンクが稀に使われはするが、稀にしか見ない程度。
少なくとも影分身を嫌う人が避けるほどの頻度ではない。

低レベルのカウンターサイドンが強いしややデフォルト気味。カビゴンとサンダーに強いのが素晴らしい

やや増加。ほとんど大文字腹太鼓地震。残りは岩雪崩だったり眠るだったり。

クソカビに強いという点で株上昇。大文字カビゴンが居ないわけではないので過信は禁物

  • ポリゴン2

復活気味。55鈍い、サポート、共にちらほらという感じ。

寝言持ち、特にクソカビが増えたという点で向かい風。

のしかかりが飛び交い過ぎて、もはや「状態異常に強い」とは言い難い。
カイリキー激減もあって、今使う人は少ない。
朽さんによるテンプレパーティは、対策がかなり進んだ。

流行ってはいないが、ファイヤーリザードン受け、爆破速攻対策、ケンタロス受けと、
厄介なところを埋めてくれるのが美味しい。

食べ残しが無い場合のハガネールの代わりや、カウンターサイドンの代わり等として使われることがたまに

流行りのフーディンフシギバナに強い。

  • サンダース

減少。寝言甘える型は地面に無抵抗なのが痛過ぎてほぼ絶滅。
使われるとしたらキルパやいばみがで時々。いばみがサンダーに強い点は良い

これらは割と今まで通り。

使えないキャラではないと思うが、激減して絶滅危惧。

*1:関連記事:転がるミルタンク1転がるミルタンク2ミルタンク対策

*2:あくまで一部の話で、禁止派もまだまだ居る

*3:関連記事:55めざ蟲ガラガラマルマイン+ガラガラ

*4:関連記事:クソカビ

*5:関連記事:爆破速攻対策

*6:関連記事:カウンターサイドン(初期)カウンターサイドン(改良案)

*7:関連記事:55カビゴンパーティの次なる指針対戦環境雑感

*8:関連記事:光の壁フシギバナ

*9:主にクソカビや爆破速攻に、もっと古いとあやみがスターミーにも蹂躙されることになる

*10:関連記事:腹太鼓リザードン

*11:関連記事:いばみがサンダーいばみがサンダー2サンダーAについて

*12:関連記事:冷凍パンチフーディン55フーディン

*13:関連記事:食べ残しハガネール

*14:関連記事:ライコウパーティにおけるカビゴンの役目