フシギバナのメイン技の選択
極論、フシギバナは後ろ3つの補助技が重要で、
メイン技に関しては葉っぱカッターでも実質威力82.5なので、
これに拘らず他の技をメイン技にするという案も充分に考えられる。
- 目覚めるパワー氷
元々お城でyaniさんがこれを使っていて、良いなと思ったのがそもそもこの記事を書こうと思ったきっかけ。
フシギバナは55サンダーのめざ氷を2発耐えるので、宿木のタネと光合成である程度誤魔化すことが出来るが、身代わりに詰んでしまう。
そこでめざ氷を持たせれば、サンダーの身代わりを一撃で破壊出来るだけでなく、
宿木のタネを植えればめざ氷で確定3発で倒せるため、寝言等のサンダーに対しては後出しから倒すに至る。
また、55ガラガラに対しても高確率3発で倒せる。
急所率も考慮すると葉っぱカッターより勝率は落ちるものの、眠り粉があるので充分だろう。
対50ナッシーについて。葉っぱカッターだとほぼ完封されたところを、
めざ氷ならこれも先制3発で倒せるため釘付け出来る。眠り粉も絡めればタイマンで勝つということも充分に考えられる。
他の草に対してもそうだが、めざ氷は単純に宿木のタネとの属性的な相性も良い。
対50エアームドについて。宿木のタネを植えれば、高確率3発で倒すことが出来る。
これもナッシーと同様、先制眠り粉があるのでタイマンでの勝率も期待出来る。*1
この他、ヘラクロスやゲンガーに対しても、時間はかかるが少なくとも葉っぱカッターよりは対抗出来る。
逆に、水ポケモンやバンギラスは倒せないので、「草ポケモン」という認識は捨てた方が良い。*2
また、葉っぱカッターに比べて圧倒的にPPが低いので、カビゴンを相手にする時などは注意。
対カイリキーに関しては、元々葉っぱカッターのダメージに頼っているわけではないので、封じ性能はあまり落ちないと思われる。
因みに、めざ氷はHP減少が無いという利点もある。
- 目覚めるパワー炎
めざ氷のように一線級を相手にすることは出来ないので少し価値は落ちるが、
ヘラクロス、エアームド、フォレトス、ハガネール、ナッシーと言った面々を倒せるのはなかなか美味しい。*3
また、これも草ポケモンに有効であるため、宿木のタネとの相性が良い。
ただしめざ氷と違って、HPが大幅に落ちてしまうというデメリットがある。
対ヘラクロスについて。宿木のタネを植えれば確定3発。しかしやはりメガホーンが重いので、居座って抵抗するのは最低でも相手が眠ってからにしたい。
ハガネールやフォレトスは起点にして行きたい。
- 目覚めるパワーエスパー
隙間産業だが、ヘラクロス、ゲンガー、ベトベトン、ニドクイン、ニドキング等に有効。
特に対ゲンガーが美味しい。
- 目覚めるパワー悪
従来のようにスターミー受けをこなしつつ、同時にナッシーやゲンガーにも有効な技。
- のしかかり
痺れ粉を覚えないフシギバナにとって、麻痺を撒ける貴重な技。
フーディンやナッシー、いばみがサンダーでの受けが安定しなくなる。
剣の舞と併用した型なら元々あるが、そうでなく単体で使う価値もあると思われる。